Kotlinのprint関数について

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Kotlinでコンソールに値を表示するときに使用するのが print関数 です。

これは、プログラムの実行結果を画面に出力するための基本的な機能で、学習段階から実務まで幅広く使われます。

Kotlinでは主に次の2つの出力関数が用意されています。

  • print()
  • println()

この2つは似ていますが、改行の有無という重要な違いがあります。

この記事では、Kotlinの print 関数について以下の内容を詳しく解説します。

  • print関数の基本
  • printlnとの違い
  • 文字列や数値の出力方法
  • 文字列テンプレートとの組み合わせ
  • 改行の扱い
  • Kotlinでの標準入出力の基本
目次

Kotlinのprint関数の基本

print() は、標準出力(コンソール)に値を表示するための関数です。

最もシンプルな例は次の通りです。

print("Hello Kotlin")

実行結果

Hello Kotlin

この関数の特徴は 改行を行わないことです。

つまり、print を続けて実行すると、同じ行に出力が続きます。

printを複数回使用した場合

print を連続して使うと、出力は同じ行に表示されます。

print("Hello ")
print("Kotlin")

出力

Hello Kotlin

このように、print改行せずに出力を連結する挙動になります。

printlnとの違い

Kotlinには println() という関数もあります。

この関数は 出力後に改行を行うのが特徴です。

print

print("Hello")
print("World")

出力

HelloWorld

println

println("Hello")
println("World")

出力

Hello
World

printとprintlnの組み合わせ

実際のコードでは、両方を組み合わせることも多くあります。

print("Hello ")
println("Kotlin")

出力

Hello Kotlin

文字列の出力

print では文字列をそのまま出力できます。

print("こんにちは")

出力

こんにちは

数値の出力

Kotlinでは、数値などの値もそのまま出力できます。

print(100)

出力

100

これはKotlinの出力関数が、文字列だけでなく様々な型の値を扱えるよう設計されているためです。

変数の出力

変数の値も簡単に表示できます。

val language = "Kotlin"

print(language)

出力

Kotlin

文字列テンプレートとの組み合わせ

Kotlinでは 文字列テンプレート を使うことで、変数を簡単に文字列へ埋め込めます。

val name = "Kotlin"
val version = 1.9

print("Language: $name Version: $version")

出力

Language: Kotlin Version: 1.9

式の結果を出力する

${} を使用すると計算結果なども埋め込めます。

val a = 10
val b = 5

print("計算結果: ${a + b}")

出力

計算結果: 15

改行を自分で制御する方法

print は改行しないため、必要な場合は 改行文字を明示的に書くこともできます。

print("Hello\n")
print("World")

出力

Hello
World

よく使われるエスケープ文字には次のものがあります。

記号意味
\n改行
\tタブ
\rキャリッジリターン

Kotlinでの標準入力と組み合わせる例

コンソールアプリでは、入力と出力を組み合わせることもよくあります。

print("名前を入力してください: ")

val name = readln()

println("こんにちは $name")

出力例

名前を入力してください: Taro
こんにちは Taro

現在のKotlinでは、コンソール入力には readln() または readlnOrNull() を使用するのが一般的です。

オブジェクトを出力した場合

オブジェクトを print に渡すと、通常はそのオブジェクトの文字列表現が表示されます。

例として data class を使ってみます。

data class User(val name: String)

val user = User("Taro")

print(user)

出力

User(name=Taro)

これは data class が 読みやすい文字列表現を自動生成するためです。

printとprintlnの使い分け

一般的には次のように使い分けます。

関数用途
print改行せずに出力
println改行付きで出力

通常のログ表示やデバッグでは、可読性の面から println が使われることが多い傾向があります。

まとめ

Kotlinの print は、コンソール出力を行うための基本関数です。

主な特徴は次の通りです。

  • コンソールへ値を出力する
  • 改行は行わない
  • 文字列・数値・オブジェクトなどを出力できる
  • println を使うと改行付きで出力できる
  • 文字列テンプレートと組み合わせると便利

Kotlinで簡単なCLIツールやデバッグコードを書く際には、非常に重要な基本機能になります。

以上、Kotlinのprint関数についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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