SESからWeb系へ転職するにはどうすればいいのか

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SESからWeb系企業(自社開発・受託開発・Webプロダクト企業)への転職は、決して不可能ではありません

ただし、準備不足のまま動くと「なぜWeb系なのか」「即戦力としてどう貢献できるのか」が伝わらず、書類や面接で苦戦しやすいのも事実です。

この記事では、

  • なぜSES出身者がWeb系転職で不利に見られやすいのか
  • Web系企業が実際に見ている評価ポイント
  • SES経験を強みに変える具体的な準備方法
  • 転職成功率を高めるための現実的なロードマップ

転職市場の実態に即して詳しく解説します。

目次

なぜSESからWeb系への転職は難しいと言われるのか

まず前提として、「Web系」と一口に言っても以下のように種類があります。

  • 自社プロダクト開発(SaaS・メガベンチャー・スタートアップ)
  • 受託開発(Webサービス・業務系Webアプリ)
  • 社内向けWebシステム(情報システム寄り)

SESからの転職が特に難しいと言われやすいのは、自社プロダクト開発系です。

Web系企業がSES出身者に不安を感じやすい理由

これはSESそのものが悪いという話ではありません。

構造的に、次の点が「見えにくい」ためです。

  • 設計や仕様決定にどこまで関与していたのか
  • 技術選定や改善提案を自発的に行っていたか
  • ユーザーやサービス全体を意識して開発していたか

結果として、

「指示された作業をこなすエンジニアではないか?」

という疑念を持たれやすくなります。

そのため、経験をどう伝えるかが極めて重要になります。

Web系企業がSES出身者に求めている本当のポイント

Web系企業が見ているのは、SESかどうかではなく次の点です。

  • なぜその実装・設計を選んだのか説明できるか
  • 要件や課題を整理し、自分なりに考えた形跡があるか
  • チーム開発の中でどう価値を出してきたか
  • 継続的に学び、変化に対応できるか

つまり重要なのは、

「考えて作れるエンジニアかどうか」

SESであっても、これを証明できれば評価されます。

Web系転職に向けて押さえておきたい技術領域

Web系転職では、すべてを完璧にする必要はありません。

大切なのは「仕組みを理解し、説明できること」です。

フロントエンド(例)

  • HTML / CSS(Flexbox・Grid)
  • JavaScript(ES6以降)
  • React / Vue / Next.js など主要フレームワークの理解

バックエンド(例)

  • PHP(Laravel) / Ruby(Rails) / Node.js など
  • MVC構造の理解
  • REST API
  • 認証・認可の基本

開発周辺スキル

  • Git / GitHub を使ったチーム開発
  • Dockerの基本的な役割
  • AWSなどインフラの役割理解(必須ではないが理解があると有利)

※職種(フロント・バックエンド・フルスタック)によって重点は変わります。

ポートフォリオは「実務経験の不足を補う証拠」

SESからWeb系に転職する際、Web実務経験が十分でない場合はポートフォリオが重要になります。

評価されやすいポートフォリオの特徴

  • 実在する課題やユースケースを想定している
  • CRUDだけでなく、認証・権限・管理画面などが含まれている
  • UI・UXがWebサービスとして成立している
  • READMEに技術選定理由や工夫点が明記されている

「TODOアプリ」自体が悪いわけではありませんが、単純な写経レベルでは評価されにくいのが現実です。

READMEに必ず書いておきたい内容

  • サービスの目的・背景
  • 使用技術と選定理由
  • アプリ構成(簡単な構成図でOK)
  • 苦労した点・工夫した点
  • 今後の改善点や技術的課題

Web系企業は「作って終わり」ではなく、改善・運用の視点を重視します。

職務経歴書は「SESを隠す」のではなく「価値を再定義する」

SESという契約形態を隠す必要はありません。

重要なのは、「自分が何を考え、どう貢献したか」が伝わることです。

書き方のポイント

  • 主語を「自分」にする
  • 判断・工夫・改善を明示する
  • 実態以上に盛らない(面接で破綻するため)

  • × 指示通りに実装を担当
  • ○ 要件を整理し、影響範囲を考慮して実装・改修を行った

面接でよく聞かれる質問と考え方

なぜSESからWeb系へ?

  • スキルアップしたい → 抽象的で弱い
  • サービス改善に主体的に関わりたい → 具体例とセットで語る

自社開発のスピードについていける?

  • 学習方法、キャッチアップ経験を具体的に説明する

抽象論ではなく、実体験ベースで語ることが重要です。

転職活動の進め方

  • Web系求人媒体(Green、Wantedlyなど)での直応募
  • Web系に強いエージェントの併用

SES特化エージェントのみだと、紹介先が偏ることがあります。

SESからWeb系転職を成功させるロードマップ

  • Web系企業が求める視点を理解する
  • 技術スタックを整理し、説明できるようにする
  • 必要に応じてポートフォリオを作成・改善する
  • 職務経歴書をWeb向けに再構成する
  • 一貫したストーリーで面接に臨む

まとめ

SESからWeb系への転職は、「SESだから無理」なのではなく、準備の方向性を間違えると難しくなるだけです。

  • 経験をどう言語化するか
  • 不足している部分をどう補うか
  • Web系のどこを目指すのか

これを整理できれば、SES出身でも十分にチャンスはあります。

以上、SESからWeb系へ転職するにはどうすればいいのかについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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